【HIROSHIMAおしごと図鑑】ラジオ制作編 | アシタノ メインコンテンツにスキップする

【HIROSHIMAおしごと図鑑】ラジオ制作編

この記事をシェア
リスナーさんとの出会いは宝物
リアルタイムで共感できるラジオの素晴らしさを伝えたい

広島エフエム放送株式会社
コンテンツ本部 編成制作部
中川 真由美さん

ラジオ大好きリスナーからパーソナリティへ

中・高生の頃からラジオが大好きで、学校の休憩時間に公衆電話からリクエストもしていました。この頃には私の「ラジオ脳」が完成されていたのかもしれません。大学で上京し、ファッション雑誌編集のアルバイトをしたり、好奇心からアナウンススクールに通ったりもしていました。就職活動で幅広い職種に触れる中、当時2年に一度くらいの採用ペースだった広島FMで新卒採用があることを知り、勝手に運命と思い、地元でラジオの仕事に就くことを志望しました。

 

2004年に入社、パーソナリティとして「OverTheRainbow」「DO THE CARP」などを担当。二度の育児休暇を経て2022年より時短勤務で復職しました。現在は「アラウンドカープX」のディレクター兼ミキサーにも挑戦。さらに局として初の試み「ウエスタン・リーグ カープ応援中継」のスタジオパーソナリティとして、2軍情報のネタ集めをしています。

子育てとの両立には時短レシピが欠かせない!

この仕事は企画、取材、編集、選曲…と一つの番組の中で一人で多くのことができるのが魅力です。プロデューサーも担当している、女性ゲスト番組の収録では、幅広い年代の方たちからパワーをもらい、たくさんの刺激を受ける日々。そして、入社以来いろいろな番組を担当してきた中での、リスナーさんとの繋がりやイベントでの出会いは宝物です。番組内の私の何気ない一言にリスナーさんがメールなどで即反応してくれて、そこから思いもよらない方向に番組が転がっていく…これが最高に面白い瞬間です。

 

独身時代は、自身の番組に生かそうと、見聞きするもの全てをネタと捉えて仕事に捧げる生活を送っていました。しかし今は子育てをしながらの時短勤務ということもあり、時間が限られる中優先順位をつけて行動するようにしています。時にはリモートワークを活用したり、買い物は昼休みを利用したりと、時間の使い方も変わりました。とはいえ、夕食作りは短時間勝負。帰宅後は信じられないほどバタバタです。「妥協はしたくないけど、時間はかけない!」というポリシーで、常に時短レシピにアンテナを張り、ファイリングなどをしています。一方で自分の時間を取らないとバランスが崩れてしまうので、子どもが寝た後に読書や友人とのメール、ドラマを見るなど、好きなことをする時間に充てています。

 

最近、3歳になる娘が車内で私の声のCMが流れてくると「ママ?どこからお仕事しているの?」と聞いてきます(笑)。子どもが成長するにつれ、今後も多くの壁に当たることは覚悟しつつ…。先のことは考えずに、今を必死に駆け抜けています。

中川さんの1週間のSCHEDULE

この記事を書いた人

アシタノ編集部

関連タグ

関連記事一覧

TAG LIST