ロケ地をめぐろう。広島が舞台のあの作品を体験！

ノスタルジックな路面電車、多島美を望む瀬戸内海の風景、スタイリッシュで個性的な建築物や橋梁…
名作ストーリーを引き立てる、広島自慢の美しいロケーションをご紹介します。

原作漫画や連続ドラマが人気を博した『ミステリと言う勿れ』が映画化。通称“広島編”が描かれることが発表され、そのビジュアルには路面電車と主人公・久能整（くのう ととのう/菅田将暉）の姿が。ここに写っている電車は、1900形1906号「西陣」。1978年まで京都市電として運行していたことから、1900形の15両には京都にちなんだ愛称がつけられているそう。広島市民にはお馴染みの路面電車が劇中でどのように登場するのか、期待が高まります。

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子どもから大人まで直感的に楽しめる、新感覚の参加型アート展！

呉市の本土からとびしま海道へと続く入口にある、ライトブルーに塗られた美しい橋梁。広島のさまざまな橋が登場する『ドライブ・マイ・カー』では、主人公・家福祐介（西島秀俊）が、稽古場から滞在中の宿へ向かうドライブルートとして安芸灘大橋が登場します。家福の滞在拠点は、大崎下島の御手洗町並み保存地区。歩くだけで絵になるこの地は、赤い車と海のコントラストが美しく、公式ポスター・ジャケットなどの撮影地にも採用されています。

住所：広島県呉市川尻町～呉市下蒲刈町
通行料金：軽自動車570円、普通車730円ほか（ETC使用不可）

作中では、流れていく夜のライトアップが印象的な高速道路を走るシーンもたびたび展開されます。海岸線沿いの広島高速3号線仁保ジャンクションの美しい夜景は、黄金山から眺めることができます。広島高速4号線のトンネルを抜けた太田川を望む景色は、予告編のタイトルバックにも登場します。

家福（西島秀俊）の「どこか君の好きなところがあれば」という言葉に応じ、みさき（三浦透子）がこの場所へ案内。原爆ドームや原爆資料館をつなぐ「平和の軸線」上に位置するため、軸線を遮らないよう、工場内を通り抜けられる設計がされています。そんな広島復興の象徴のような場所が、妻を亡くした主人公の再生の物語にぴったりだと、ロケ地に選ばれたそうです。

住所：広島市中区南吉島1丁目5-1
TEL：082-249-8517
定休日：12/29〜1/3休館
営業時間：9：00～16：30
自由見学可（工場内見学は要予約）

幹部候補生学校の回廊では、斎藤一（江口洋介）と刀狩りの張こと沢下条張（三浦涼介）が縁一派の情報をもらうシーンを、また大講堂での演説シーンもここで撮影されました。旧海軍時代の趣を残したレンガ造りの建物では、自衛隊広報の一環として校内見学を実施。歴史ある特殊潜航艇などの展示も行われています。

住所：江田島市江田島町国有無番地
TEL：0823-42-1211（受付：平日8：30～12：00、13：00～16：45）
営業時間：見学可能時間は海上自衛隊第1術科学校HPを確認

江田島市（能美島）で一番高い山、陀峯山を登る途中の、標高373mにある天狗岩。海に浮かぶカキ筏や対岸の倉橋島を眺める絶景スポットです。作中で登場するのは、神谷薫（武井咲）がさらわれ、雪代縁（新田真剣佑）のアジトから逃げ出す重要場面。断崖絶壁で繰り広げられるストーリーに、胸が躍ります。

住所：江田島市大柿町大君
TEL：0823-42-4871（江田島市観光協会）