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和菓子でほっとひといき/広島ぐるグルメ

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素朴な和菓子は、家族や友人とのリラックスタイムにぴったりです。温かいお茶と一緒に、丁寧に作られた団子やおはぎ、かしわ餅を食べませんか。

お餅処 ゆい庵(あん)

人気の団子 もちっと軟らかく

出来たての味を求めて客が次々と訪れます。団子や大福、おはぎが人気の和菓子店。運営する田頭茶店(呉市)代表取締役の吉長邑彩(ゆい)さんは「無添加の素材を使い、一つ一つ店で手作りしています」と話します。

 

だんご
多い日で1400本が売れる団子。手前右から「安納芋あん」「草」「抹茶きなこ」(各194円)「みたらし」(151円)

 

串刺しの団子(1本151円~)は「みたらし」など定番8種に、旬の食材を使った季節商品1、2種がそろいます。団子をせいろで蒸し、備長炭で手焼きした後、たれやあんで仕上げます。一口かじると、もちっと軟らかく後を引く味わいです。今の季節は安納芋に白あんを混ぜた「安納芋あん」がお目見え。上に飾った黒ごまが香ばしく、甘さ控えめのあんにアクセントを加えます。

 

栗大福
栗とこしあんの上品な甘さが広がる「栗大福」

 

「栗大福」(1個367円)も秋冬の限定商品です。イタリア産の栗を2粒、北海道十勝産の小豆のこしあんと白玉粉の餅でくるみました。小ぶりながら重量感があり、食べ応え十分です。
(藤田菜穂子)

 

ゆい庵のスタッフ
「店頭になければ追加で作ります。お声がけください」と話すスタッフの斉藤二葉さん(左)と金丸和恵さん
店名
お餅処 ゆい庵(あん)
住所
広島市中区堺町1―5―7
営業時間
午前10時~午後5時30分
定休日
年始、盆明け
お問い合わせ
082(532)1213

ちいさなおはぎ屋

種類豊富 原点は祖母のあんこ

夫婦で営むおはぎ専門店です。早期退職を機に店を始めた中村明さんは「祖母が作ってくれたあんこがおはぎ作りの原点」と話します。記憶を頼りに、塩気のある「おばあちゃんの味」を再現しました。

 

おはぎ
「手土産おまかせ9個入り」。写真の商品は容器代込みで1529円

 

店頭には、季節限定を含め10種類ほどが並びます。中でも、こしあんにコーヒーをトッピングした「コーヒーおはぎ」(149円)は自信作。ほろ苦い大人の味にはまる人が多いそうです。「シャインマスカットおはぎ」(248円)など季節の果物を使った商品も人気。フルーツと相性の良い、優しい甘さの白あんを合わせます。もち米に、つぶれにくいうるち米を混ぜて炊き、程よい粒々の食感を残しているのも特徴です。

 

おはぎ屋のスタッフ
笑顔で出迎えてくれる愛子さん(左)と明さん

 

「おはぎを通してほっこりする時間を提供したい」と妻の愛子さんは笑顔で話します。家族だんらんのお供や友人への手土産として喜ばれています。(難波亮子)

店名
ちいさなおはぎ屋
住所
広島市佐伯区五日市中央3―2―24
営業時間
午前10時~午後5時(売り切れ次第終了)
定休日
不定休
お問い合わせ
082(577)9355

茶寮泉屋 大手町店

とろける食感 自慢のかしわ餅

三次市三良坂町の「和洋菓子工房 泉屋」が手がけるかしわ餅専門店です。毎朝、本店から出来たてが届きます。

 

かしわ餅セット
「かしわ餅セット」。ドリンクは「三次市産はぶ草茶」

 

看板商品の「かしわ餅」(265円)は、とろけるような食感が特長。三次市産のもち米「ひめのもち」を天日干しして使っています。干すことで餅の甘みが増すそうです。中に包むこしあんは、北海道産の小豆を使用。毎日、早朝から手作業で炊いています。
ドリンク付きの「かしわ餅セット」(693円)がお得です。ドリンクは「グリーンティ」「広島県産緑茶」「抹茶ラテ」など7種類から選べます。お薦めは契約農家から仕入れる「三次市産はぶ草茶」。香ばしくて、ほっとする素朴な味わいです。「自慢のかしわ餅を多くの人に食べてほしいと直営店を出しました。広島のお茶と一緒に召し上がってください」と店舗管理部の川西隆義さんは話します。(宮地佳代)

 

泉屋のスタッフ
「唯一無二の味、食感のかしわ餅です」とほほ笑むスタッフの藤岡千絵さん
店名
茶寮泉屋 大手町店
住所
広島市中区大手町1―5―18
営業時間
午前11時~午後6時30分
定休日
水曜
お問い合わせ
082(909)9141
この記事を書いた人

メディア中国編集部

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