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【アンガールズ山根良顕のPAPAっと育児】第13回 あのとき、なんて言えばよかっただろう?

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自身のSNSやYou Tubeチャンネルなどで育児記録を発信し、チャイルドカウンセラー※の資格も持つアンガールズ山根良顕が育児中に感じるあんなこと・こんなことを綴ります。
※(一社)日本能力開発推進協会

あのときどうすればよかったのかな。子育てをしていると、そう思う場面がたびたびありませんか?

 

あれは娘がまだ小さい頃。おうちに友達が来て、娘のお気に入りのおもちゃで遊びたいと言ったとき、僕は「あなたはいつでもこのおもちゃで遊べるから、お友達に貸してあげたら?」と促しました。内心貸したくなさそうな娘には気づいていました。こんなとき、皆さんならどう声をかけますか?話し合いを促す、娘の気持ちを代弁してあげる、何も言わずに見守る、別の遊びを提案してみる…選択肢はたくさんありますよね。我慢を覚えることが大事だと思って「貸してあげたら」と言いましたが、でも、イヤそうだったんだよなぁ…。今振り返っても、やっぱり正解が分かりません。育児ってこんなことの繰り返しでほんとに難しい!

 

育児本に書いてある「こんな時はこうしましょう」という指南は、そのときの状況や家族の関係で当てはまらないことが多々ありますよね。そもそも、子育てに正解はないんだと思います。

 

ただ僕は、親子で「本当はこう思ってた」と気持ちを共有できていたら問題ないのかなと思ってます。お友達が帰ったあと、娘が「おもちゃを貸してあげたくなかった」と言ったら、「そうだよね、大事なおもちゃだもんね」って同意はしてあげたい。娘も「分かってくれた」と少しは気持ちが楽になるかもしれないし、僕も次の時に参考にできるかもしれないし。…そういえば時々、娘から「あのとき、パパがこう言ったのがイヤだった」と指摘されることがあります。次回までに分かっておいてねってという確認作業なのかもしれませんね。

 


外ではたくさんの我慢を学んでいる娘のために、二人で遊ぶときは娘の要望に全力でこたえてあげたいという気持ちはあります。でも、人形遊びのときはなかなか全乗っかりできなくて…。旅行に行くという設定なのに、僕は横着して腕を動かせる範囲でしか人形を動かさなかったりして、きっと娘は物足りないと思っているでしょう。歩き回りながら人形を動かすくらいダイナミックにウロチョロしたら、喜んだだろうなぁ。今思えば、それくらいしてあげたらよかった。だって、娘とこうして遊べる月日を計算すると、残りはたったの数年だけ。だから最近は、疲れていても「娘と遊べるのは今だけ!」と自分を奮い立たせています。

 


最近の悩みは、娘のチアリーディングの練習にどこまで口を出していいのかということ。娘はママに似て、何かに取り組むとすごく集中して、できるようになるまでとことんやります。でも、今は練習のしすぎで手首を痛めていて。娘のやる気を尊重したいけど、僕としてはケガしてほしくないからほどほどにしてほしいという思いもあります。

 

お子さんが、もう寝る時間なのに本に夢中だったり勉強に集中していたり、外が暗くなってもスポーツの練習をしていたりするとき、皆さんはどんなふうに声をかけますか?

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アンガールズ 山根良顕

お笑い芸人。1976年生まれ、広島市安佐南区出身。2000年、田中卓志とともにお笑いコンビ・アンガールズを結成。現在は8歳の娘のパパ。趣味は野球観戦、ラジオ・ポッドキャスト鑑賞、筋トレ。

 

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この記事を書いた人

アシタノ編集部

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