「はしご牡蠣」多彩な味わい/ぷちとりっぷ
広島で冬の味覚を食べ歩き
「はしご牡蠣」多彩な味わい
広島を代表する冬の味覚カキ。JR広島駅(広島市南区)南口の西側「エキニシ」と横川駅(西区)前の「横川商店街」では、さまざまなかき料理を味わうイベント「広島はしご牡蠣(がき)」を実施しています。趣向を凝らしたオリジナル料理を食べ歩いてみましょう。
エキニシの28店が参加
2017年にスタートした「広島はしご牡蠣」は、はしご酒のように店を回る、広島ならではの食べ歩きスタイルです。昭和の面影を残す飲食店街「エキニシ」では、28店舗がイベントに参加。それぞれの得意ジャンルを生かしたかき料理を用意しています。
「すみびのジョー」(南区大須賀町)では、定番の「焼き牡蠣」(600円)を提供。身入りの良い大粒のカキを厳選し、炭火でふっくら焼き上げています。飲み会の締めには「広島らーめん たかひろ」(同)の「カキラーメン」(千円)がお薦め。クリアな味わいの塩ラーメンと濃厚なカキの風味は相性抜群です。
〝せんべろ〟横川で酒肴を堪能
「千円程度でべろべろになるほど酔える」という意味の〝せんべろ〟エリアとして注目を集めている横川商店街。こちらでは17店が、かき料理の酒肴(しゅこう)を中心に提供しています。イタリアンの「kitchen YOSHIKI」(西区横川町)では、「牡蠣のエスカルゴ風ガーリックバター焼き」(930円)が人気。国産ニンニクの豊かな香りと風味が、カキのうま味を引き立てます。「モンキュール」(横川新町)の「牡蠣のオーブン焼き(3種)」(1078円)は、宮島産のカキを使い、ジェノベーゼやトマトソースなど、ワインに合うソースで仕上げています。
広島はしご牡蠣
広島県の観光プロモーション「カンパイ!広島県 牡蠣ングダム」の一環として展開しているイベントです。
問い合わせ先/広島県商工労働局観光課 082-513-3398
https://hiroshima-welcome.jp/kakingdom/hashigogaki/menu/
<こちらもCHECK!>
生産者直営店で豪快に食べよう!
島田水産
宮島沖で育てたカキを炭火焼きで堪能できます。60分2300円(大人)の食べ放題が魅力。
廿日市市宮島口西
1-2-6 0829-30-6356
龍明丸
広島県発のブランド品種「かき小町」が自慢です。水揚げされたばかりのカキが一年中楽しめます。
東広島市安芸津町風早3245-33
080-1925-6597
<トレンドNEWS>
「広島酒呑童子」(中区大手町)の「広島の地酒 利き酒セット」は、地酒飲み比べとかきフライ、小イワシの刺し身がセット
来年2月末まで「瀬戸内かき海鮮食堂」
広島・山口で限定メニュー
来年の2月29日まで、広島市によるカキを主役にした食の観光キャンペーン「瀬戸内かき海鮮食堂」が開催中です。広島県と山口県の飲食店92店舗が、カキやアナゴ、小イワシなど瀬戸内海の魚介を使ったお得な限定メニューを提供。気軽に楽しめる「500円テイクアウト」から、しっかりと堪能できる「3000円ディナーコース」まで、五つの価格帯に多彩な料理がそろいます。
また、参加店舗が配布するオリジナルカードを集める「カードラリー」も実施。2種類集めて応募すると、抽選で航空券や広島の特産品などが当たります。
白いカキフライを開発
広島県が9月からスタートさせた、カキをアピールする観光プロジェクト「牡蠣食う研」の第1弾として、「白いカキフライ」を開発しました。白さの秘密は、食材と調理法。新鮮なカキを生パン粉で包み、低温のラードでじっくり揚げることで、真っ白な衣に仕上がっています。今後、広島県内の飲食店で提供予定です。詳細は公式サイト(https://kakingdom.jp/kakikuken/)をチェック。