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【艮神社】参拝のススメ

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(うしとら)神社(尾道市)
主祭神
・伊邪那岐命(イザナギノミコト)
・天照大御神(アマテラスオオミカミ)
・素戔男命(スサノオノミコト)
・吉備津彦命(キビツヒコノミコト)

全般
01.jpg大きく枝を広げるご神木のクスノキ

樹齢千年 力みなぎるご神木

806年に建立されたとされる尾道市で最古の神社です。千光寺公園へ向かうロープウエー乗り場の横にあり、地元では「うしとらさん」の愛称で親しまれています。拝殿の手前には樹齢千年のご神木が立っています。高さ40メートル、幹回り9.8メートルのクスノキで、生命力に満ちた太い幹が伸びる様子は、まるで数体の竜がうねりながら天に昇るようです。境内にある4本のクスノキは、県天然記念物に指定されています。
拝殿の左奥には、創建時からあったと伝わる高さ3メートル以上の石があり、古来、神様が宿っているとあがめられていました。今は触れませんが、石に触れると振動を感じたという逸話も残ります。ご神体を祭る本殿は、伊勢神宮(三重県)に代表される「神明造(しんめいづくり)」。火災で文献は残っていませんが、古くから伊勢神宮との関わりが深く、地方の神社としては珍しい造りで、特別に建築を許されたと伝えられています。
また「御朱印」(300円)も「力強い文字にエネルギーがもらえる」と評判。「心と気合を込め、一枚一枚丁寧に仕上げています」と、女性宮司の永井利果さん。「昔来られた人に『あの時と一緒だね』『いつ来ても変らないね』と言っていただける場所であり続けるために、先代たちの意志を継いで守っていきたいです」

注目ポイント

手水舎(ちょうずや)
06.jpg 尾道の石職人が手がけた玄武のモチーフが珍しい。使用する地下水は良質で、わざわざくみに来る人もいるそうです。

映画のロケ地
尾道市出身の大林宣彦監督の「時をかける少女」「ふたり」など、映画のロケ地としても有名です。

御朱印
07.jpg 永井さん自らが書く。中でも「艮」という文字がエネルギッシュ

神社info
クスノキのお守り
ご神木であるクスノキの樹勢の回復を図るため、樹木医らによる保護対策を実施中。募金(1000円以上)をすると、伐採したクスノキの枝に神印を押したお守りを授かることができます。
04.jpg

看板猫
05.jpg 境内には看板猫のしょうくんがいます。運が良ければポーズをとってくれることもあります。

DATA
尾道市長江1-3-5
0848-37-3320
受付時間 8時半〜17時

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