先生の教えは心の支え/読者投稿
〈投稿テーマ〉先生に教えてもらったこと
言われた言葉に勇気づけられたり、救われたり…。先生、本当にありがとう。
時間は「追いかける」もの
「時間に追われるのではなく、時間を追いかけなさい」。大学時代の先生の教えです。学生の頃はぴんときませんでした。でも社会人になり結婚した今は、バタバタして心に余裕がない時、この言葉を思い出しいったん冷静になるようにしています。(風になりたい/40歳・広島県府中町)
恩師の詩 今でも大切に
中学2年のときの先生は、折に触れ自作の詩を送ってくれました。3年前にいただいた最後のはがきには「これまで生きてきたことをありがたいと思い、やり始めた仕事を一日一日大事に続けていこう」と。当時、仕事のことで悩んでいた私は、このはがきに救われました。今でも大切に手帳にしのばせています。(2年4組/51歳・東広島市)
「人生の糧」 経験重ね実感
大学時代の恩師から「人生の糧」の話を、ことあるごとに聞かされていました。当時は20歳そこらで、「糧」といわれてもしっくりきませんでした。でも仕事と育児に追われ、36歳のシングルマザーの現在は、「今までの経験」と「学び」が糧となっていることを実感しています。「糧」という言葉を染み込ませてくれた先生に感謝!(今年から一年生/36歳・廿日市市)
手術前日の不安消える
31歳のときに大病しました。手術の前日、不安で落ち込んでいる私に病院の先生が「私たちが頑張るので、あなたは寝ているだけでいいよ」と言ってくれ、心が救われました。定期健診で先生のもとへ通い今年で16年目です。これからもずっと先生についていきたいです。(りんご/46歳・広島市安芸区)
編集室からひとこと
若い時に聞いた先生の教えは、当時は理解できなかったけれど、大人になって「心の支えになっている」という人が多いよう。生徒のことを本気で思ってまいた種は確実に芽が出ています!