【片付けの小部屋】お米の計量カップ、何個持っとるん!?
整理収納アドバイザー、ライフスタイリストとして活動している、伊藤オリエです。お片付けサポートでのよくある出来事から、片付けのヒントをお伝えしていきます。
キッチンのお片付けで、お米の計量カップが三つ出てきたご家庭もありました。炊飯器を買うとついてくるんですよね。使うものだし、小さいので邪魔にならないから持ち続けてしまいがちです。気持ちは分かりますが、「お米の計量カップを三つ同時に使うことはありますか!
いくつあったら生きていけますか」とお客様にお聞きします。大抵のご家庭は一つで足ります。予備の予備の予備など必要ないのです。モノの数は不安の数と言えます。
いただいたから、まだ使えるから、好きじゃないけど壊れていないから…など、手放せない理由を探すのはやめませんか。シンプルに暮らしたいと思っているのに、なぜモノに遠慮して手放さないのですか。収納スペースが満員電車状態だと出し入れがスムーズにできません。モノの量・数はスペースの七〜八割が快適。隙間をモノで埋めずに余白を設けておきます。
モノに遠慮せず、あなたの気持ちを大事にして、必要なモノを選びとってください。あなたにとって必要なモノの量「適正量」を決め、引き出しの中から不要なものがなくなるとおのずとすっきりとしてきます。片付けることとは、自分と向き合うことでもあるんです。
adviser:伊藤オリエさん
片付け整理収納アドバイザー・ライフスタイリスト。
片付けのキーワードは、片付けの先にある理想の暮らし、暮らしの満足度が上がれば人生の満足度も上がる。
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