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原料や製法 食パンも個性/ぷちとりっぷ(広島市西区横川周辺)

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シンプルな食パン。最近では原料や製法などを追求し、オリジナルの一枚を提供する店が増えてきました。広島市西区横川周辺にある、食パン専門店や米粉食パンの店を紹介します。

 

※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります

CUBE THE BAKERY(キューブ ザ ベーカリー)

低温で熟成 うま味閉じ込める

厳選素材を使い、無添加の食パンを提供する専門店です。種類はプレーン、リッチ、あん、チーズ、チョコの5種類に、時季によって期間限定商品が加わります。「耳までおいしいがモットー。2、3日かけて低温で熟成させ、香りやうま味を閉じ込めています」と店長の濱野由起子さんは話します。

キューブ形の食パン1斤㊧と、手前からカットしたリッチ、チーズCUBE、あんCUBE

 

ふんわりしっとりのデザート食パン「リッチ」(540円)は自慢の一品です。「形が崩れないぎりぎりまでパンに水分を吸わせ、ふわふわな食感に仕上げています」と濱野さん。生クリームと発酵バターの甘味やオーガニック小麦の豊かな風味が口いっぱいに広がります。

「パンは厚さによっても味が変わります。好みの厚さを見つけてください」と濱野さん

 

2種類のクッキーをパンの上にちりばめた「キャラメルナッツCUBE」

 

12日から1カ月程度、「キャラメルナッツCUBE」(1080円)を期間限定で発売します。キャラメルソースを絡めたクルミやカシューナッツなど4種類のナッツがパンの中に入っています。

(吉本真人)

店名
CUBE THE BAKERY(キューブ ザ ベーカリー)
住所
広島市西区打越町11―8
営業時間
午前10時~午後6時
定休日
日、祝日
お問い合わせ
082(548)8014

瀬都(せと)広島店

添加物は不使用 もっちり食感

食感と風味にこだわり原料を厳選し、独自の製法で作る食パン専門店です。添加物は不使用で、もっちりとした食感と上品な甘味が特徴。耳は香ばしく深みのある味です。

小麦の香ばしさが印象的なナチュラル

 

小麦の味と香りを生かした「ナチュラル」(734円)、練乳や蜂蜜を練り込みしっとりと仕上げた「ミルクバター」(734円)、レーズンの酸味と甘味が広がる「レーズン」(864円)の3種類があります。

「サイズは3種類とも1.5斤。予約も受け付けます」と梶山さん

 

代表取締役の梶山薫さんのお薦めはナチュラル。カナダ、米国産の小麦粉をブレンドし、生クリームやバター、砂糖、水を加えながらきめ細かい生地を作ります。焼きむらをなくすため、温度や湿度、時間を徹底的に管理。窯に入れてからも発酵状態など随時チェックし、丁寧に焼き上げます。梶山さんは「長く愛される良質の食パンを提供していきたい」と思いを語ります。

(津田慎介)

店名
瀬都(せと)広島店
住所
広島市西区横川町1―7―21
営業時間
午前10時~午後7時(完売次第終了)
定休日
無休
お問い合わせ
082(292)9595

米粉パン工房 源

生地ふわふわ 和の食材マッチ

米粉や餅粉の製造・販売の「増田製粉」(広島市西区)が運営するパン店です。米粉を使った食パンをはじめ、菓子パンや総菜パン約100種類が並びます。「米粉を知ってもらいたいという思いから、2017年にオープンさせました」と代表取締役の増田裕典さんは話します。

小麦粉、卵、牛乳不使用で、アレルギーに対応した「米粉角食パン」

 

 

グルテン不使用の「米粉角食パン」(962円)が一押しです。米粉は水分の吸収率が小麦粉よりも高く、生地がふわふわになるのが特徴。形状の異なる2種類の米粉をブレンドし、しっとりとした口当たりに仕上げています。「米粉パンは和の食材とも合います。特にあんこを載せてトーストすると最高です」と増田さんはほほ笑みます。

「パン作りは温度調整が命。米粉ならではのパンをこれからも作っていきたい」と話す増田さん

 

 

塩漬けした生こしょうと粗びきこしょうを生地に練り込んだ「生胡椒(こしょう)角食パン」(519円)は大人の味。スパイシーな風味が癖になります。

(吉本真人)

店名
米粉パン工房 源
住所
広島市西区中広町2―24―5
営業時間
午前9時~午後5時
定休日
不定休
お問い合わせ
082(208)5510
この記事を書いた人

メディア中国編集部

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