【住まいるナビ～希望を叶える間取りのポイント～】外とつながる空間づくりで 「おうち時間」をもっと豊かに

全国的に新型コロナウィルスが猛威を振るうなか、住まいに対する考え方も変化を見せています。これまでに見てきたような、家の中での過ごしやすさや、家族の気配を感じられるプランニングはもちろんですが、家に居ながらにして「外」を感じられる空間づくりにも、今、注目が集まっています。

下の写真は、高台の立地を活かして、広々としたオープンデッキを設けた事例です。人目を気にせずプール遊びをしたり、夜景を眺めながら食事を楽しんだり。自宅で過ごすことにストレスを感じにくい、開放的な住まいになっています。

敷地が川や林に面していたり、段落ちになっていたりして隣家と接しない方角のある土地や住宅を選ぶ手もありますが、注文住宅を建てるなら、中庭をうまく利用するのもオススメです。日の光や風を感じる空間が家の中にあれば、子どもとのんびり日向ぼっこしたり、お気に入りのグリーンを育てたり、セカンドリビングとして外用ソファでくつろいだり…。可能性は無限大です。

「おうち時間」を豊かにすることは、人生を豊かにすること。こんな時代だからこそ、「わが家」の在り方について、改めて考えてみたいですね。

▲中庭をつくる白い壁にプロジェクター投影。室内から映画鑑賞ができる

▲高い壁で中庭を囲い、プライベートな外空間でゴルフ練習も