【おそうじマイスターへの道】ムラなくキレイな床のワックスがけ、 ポイントは「タイミング」です!
床にワックスがけを行う目的は、 床材の劣化を防ぐことと日々の掃除を楽にすること。 小さなコツをおさえて、キレイな仕上がりを目指しましょう。
ポイント①ワックスがけの前に徹底掃除!
寒い日・湿度の多い日は避ける
冬の気温が低い日や雨天時はワックスが乾きにくいので、塗りムラができたり、床材にうまく密着しない原因に。冬場の寒い日は暖房などで室温を暖めてから、ワックスがけを行いましょう。
掃除機と床用洗剤でまずは床掃除
次に家具を移動し、掃除機(またはモップ)でホコリや髪の毛等を取り除き、固く絞ったタオルに床用洗剤をつけて拭き掃除。フローリングは水分に弱いので、洗剤や水分が残らないよう、水拭き・乾拭きをしっかり行いましょう。
ポイント②ムラなく綺麗にワックスがけ
部屋の奥から「クロス塗り」
ワックスを塗るときは、塗り終えた床を踏まないように部屋の出入口から一番遠い奥からスタート。ムラなく塗れる「クロス塗り」で、ていねいにワックスがけを。力を入れてこすったりゴシゴシしたりするのはNG!
クロス塗りの合間に扇風機で乾燥
扇風機を使えば乾燥時間を短縮できます。順番は、【フローリングの木目に対して垂直方向にワックスがけ→扇風機で乾燥→木目に対して水平方向にワックスがけ】。ワックスの量が多いとムラになりやすいので注意!
ワックスは床をピカピカにしてくれるだけでなく、掃除機がけで簡単にホコリが吸えるようになったり、フローリングが傷つきにくくなるメリットも。毎日の掃除を楽にしてくれるので、ぜひ一度ワックスがけに挑戦しては。初めてワックスがけを行う場合、家の床材にワックスを使っても問題ないか確認を忘れずに。無垢の木のワックスがけは禁物です。
教えてくれたマイスター
サニクリーン中国 松谷一輝さん
娘が産まれて、今までよりもさらに日常清掃の大切さを実感するように。愛犬が走り回って常にホコリが舞ってしまうのが最近の悩みです…。