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【住まいるナビ~自然や環境と共生する住まいのポイント~】

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優しい手触りやぬくもりを感じる 素材選びで変わる住み心地

自然と暮らす家づくりのために、日の光や風の流れなどとともにとても重要なのが、住まいを構成する素材選びです。

 

例えば外壁にしっくい、塗り壁など、手塗りでテクスチャの趣を感じられる仕上げにすれば、家に帰り着いた時に「あぁ、我が家だ」と気持ちが安らぐ。そんな雰囲気をかもしだしてくれます。夜景や夕景にも愛着のわく家づくりを実現できますね(写真1)。

室内なら無垢材の床を選べば、裸足で歩いても足裏の感触が心地よく、あたたか。家族の暮らしに馴染み、年月を経て色が変わっていくのもいとおしく感じられる空間に。また、壁、天井に塗り壁や無垢板を使うことで、季節ごとの室温や湿度に合わせてかすかに変化し、深呼吸が気持ち良い空間を実現してくれます(写真2)。

中古住宅の場合でも、リフォームで取り入れやすいのも嬉しいポイント。例えば下の事例では、床を杉板、天井はしっくい仕上げに。家具も造作することで、ナチュラルな色調の快適空間になっています。

 

暮らしに馴染む素材を上手に取り入れることで、シンプルで快適な「我が家」を実現しましょう。

ダークカラーの床板や壁紙を、明るめの無垢材やしっくいに変更。ダウンライトや北欧照明で、ナチュラルで落ち着いた室内空間に仕上がっている。

株式会社ヨハネハウス 代表取締役社長

藤本 慎一さん

 

素材にこだわり、環境に寄り添いながら、住む人のライフスタイルに合わせた家をつくる建築家

この記事を書いた人

アシタノ編集部

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