仕事モード ランチが応援／ぷちとりっぷ（広島市中心部）

２０２１年１１月にオープンしたカフェです。「店名のネイキッドには、ありのままで過ごしてほしいという思いを込めています」と、オーナーの高橋尚子さんは話します。

ランチの時間帯には、１０食限定の「自家製豆乳ベーグルのランチプレート」（１４８０円）を目当てに訪れる人も。水の代わりに豆乳を使うベーグルは、ほのかに甘みがあります。プレートには他に、季節の食材を使うサラダやスパニッシュオムレツなど５、６種類のおかずが彩りよくのります。ロースハムのムースは程よい塩気で、ベーグルに付けて食べるのがお勧め。フランボワーズの甘酸っぱいドレッシングをかけるイチゴのサラダなど、独創的な料理を楽しめます。

ランチメニューにはコーヒーか紅茶が付きます。「自家焙煎（ばいせん）する、ひきたてのコーヒーを味わって」と高橋さんはにっこり。

（難波亮子）

１席ごとに間仕切りを据え、専用ロースターを備えた１人焼き肉の店です。上質な和牛を中心に、それぞれの部位のおいしさを最大限味わえるようカットし、提供しています。

牛と豚のカルビに加え、ビビンバや冷麺など１品がセットになった６種類のランチ（各９８０円）は、午後からの仕事に活力を与えてくれます。中でもお薦めは「牛ひつまぶし焼肉定食」。牛ひつまぶしは、ご飯の上に甘辛く炊いた牛肉がのり、和風だしがたっぷりとかかっています。深みのあるだしに肉のうまみが溶け込んだ後味のよい一品です。弾力のある牛カルビと程よい脂身の豚カルビは、お好みのたれに付けて。

「１人焼き肉は気軽に立ち寄れるのが良いところ。ランチはご飯ものと焼き肉がセットなので、満腹感がしっかり味わえます」と店長の安達健人さんはアピールします。

（下迫恵美）

老舗料理店の酔心（広島市中区）が昨年１０月に開いたテイクアウト専門店です。彩り豊かな弁当やサラダ、総菜が並びます。商品は全て、健康を気遣う人に人気のグルテンフリー。店をプロデュースした取締役の田村めぐみさんは「１日１食でも体にいいものを気軽に食べてほしい」と思いを込めます。

月替わりのスペシャル弁当「やまとなでしこ」（１６２０円、要予約）は１５種類以上のおかずが盛り込まれています。４月の主菜「鯛（たい）南蛮焼」は、だしに漬けたタイを素焼きにした後、ネギ入りの卵黄を塗ってあぶる一品。一つ一つ丁寧に調理された旬の素材が満載です。おかずの下には、３日間寝かせた発芽酵素玄米。栄養価が高く、もちもちした食感です。

肉か魚が選べる日替わり弁当（小７００円、大８５０円）や「鯛のそぼろご飯」（５５０円）も好評です。

（宮地佳代）