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【片付けの小部屋】当たり前を見逃さないで

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わが家にはあって当たり前のモノがなかったりします。ミニマリストを目指しているのではなく、何かのきっかけで手放して無くてもなんとかなっているモノです。例えば、トースター、お客様用食器、お弁当箱、替えのシーツなどです。

 

ある日、実家のトースターが壊れたので、我が家で使っていたモノをあげました。夫から「電子レンジでパンも焼けるよ」と言われ、確かにわが家の電子レンジはオーブン機能があるのでトースターがなくてもなんとかなりました。私の実家は電子レンジもトースターもあったので、2台持ちが当たり前だと思い込んでいただけでした。

 

お客様用の食器は特別に用意していません。普段、飲み物は温かいものでも冷たいものでも使えるダブルウォールグラス(ガラスが二重になっているタイプ)を使っています。お茶でも、コーヒーでも、ビールでも1つでこなせる”仕事のできるイケメン“です。ほうろうの保存容器は、普段は食材を入れる保存容器として使い、お弁当箱にもしています。替えのシーツがなくても、晴れた日に洗濯して乾かせばその日に使えます。モノの量を減らすことで、家事仕事が減って楽になりました。

 

「あったら便利!」に注目しすぎると、「モノがあることの方が邪魔」という視点を忘れがちです。時々、おうちの中のモノと「これは本当に使う?」と向き合ってみて。その時に小さな「ん?」を感じたら、それがあなたの暮らしを変えるヒントです。

adviser:伊藤オリエさん

片付け整理収納アドバイザー・ライフスタイリスト。

片付けのキーワードは、片付けの先にある理想の暮らし、暮らしの満足度が上がれば人生の満足度も上がる。

Instagram @orie110

この記事を書いた人

アシタノ編集部

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