カレーで暑さ吹き飛ばす/ぷちとりっぷ(広島市中区三川町)

暑い日が続き、食欲が落ちてくるこの時季。スパイスの利いたカレーを味わって、夏の疲れを吹き飛ばしませんか。カレーショップを訪ねて広島市中区三川町を巡りました。
※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります
レラボ+SPCAFE(プラスエスピーカフェ)
選べるトッピング16種で彩り
ドライカレーとコーヒーがメインのカレーカフェです。お薦めは「和牛入りDカレー」(840円)です。4時間かけてゆっくり水分を飛ばしたルーは、辛さ控えめ。マスタードやクミンといった8種類のスパイスの香りと、凝縮されたうまみが口に広がります。トッピングはサラダやチーズなど16種類から選べます(プラス50円~)。

コーヒーは、個々の豆を焙煎(ばいせん)した後にブレンドする、特別な製法で作った「マナレージコーヒー」です。合わせるデザートは「フレンチオープンサンド」(830円)が人気。ふわふわのパンに自家製イチゴジャム、季節の果物を合わせた一品です。


店名のSPは英語の「SPORTS(スポーツ)」から取っています。店内には自転車やフットサルのチームのポスターが並びます。「チームを知ってもらうきっかけになれば」とオーナーの衛藤翔さんはほほ笑みます。
(吉本真人)
- 店名
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レラボ+SPCAFE(プラスエスピーカフェ)
- 住所
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広島市中区三川町4―17
- 営業時間
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午前11時~午後7時(ラストオーダー6時)
- 定休日
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木曜
- お問い合わせ
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082(258)2660
ねこちぐら
豚・鶏・魚「3種」の味を一度に
昼はインドやスリランカなどのカレーをそろえた専門店、夜はスパイス料理を中心に出すバルになります。

カレーは「豚」「鶏」「魚」の3種類。一推しは3種類のカレーが一度に味わえる「3種」(1700円)です。「ルーのとろみや食材など、日によってレシピを変えています」と話すのは、オーナーで獣医師の横山貴之さん。取材日の「豚」は、揚げたナスと豚肉のキーマカレーでした。どろっとしたルーが特徴です。「鶏」はスパイスをふんだんに使った南インドのチキンカレー。「魚」は青唐辛子とココナツのスープカレーにカサゴやアオハタなどが入っていました。ライスは香り高いインドのバスマティ米を使用。さらさらとした口当たりが、油が多くスパイス感の強いルーと相性抜群です。

無類の猫好きである横山さんが集めた、猫のラベルの地ビールもお薦めです。
(吉本真人)
- 店名
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ねこちぐら
- 住所
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広島市中区三川町7―19
- 営業時間
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午前11時30分~午後3時30分、6時~10時 ※昼はカレーがなくなり次第終了
- 定休日
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水曜
- お問い合わせ
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082(258)3520
fin.stand(フィンスタンド)
「あいがけ」人気 辛さお好みで
カウンターとテラス席のみのこぢんまりとしたカレースタンドです。カレーはスパイスカレーとスパイスキーマの定番2種と、不定期で変わる2種を用意。「どれも辛さを抑えています。スパイスを一緒に出すので、好みで調整してください」とオーナーの宮田光明さんは話します。

サフランライスに2種のカレーを盛った「コンビネーション(あいがけ)」(1100円)が人気です。取材時は定番2種をあいがけにしました。スパイスカレーはトマトとバターをベースに、シナモンやクローブなど10種類以上のスパイスがバランス良く配合された優しい味。スパイスキーマはひき肉とひよこ豆の一種、チャナダールがたっぷり入り、カルダモンとコリアンダーが利いた爽快な味わいです。

コーヒーメニューは20種類以上。客の好みを聞いて豆や入れ方を提案するセミオーダーも受け付けています。
(吉本真人)
- 店名
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fin.stand(フィンスタンド)
- 住所
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広島市中区三川町4―19
- 営業時間
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日―火曜は午前11時30分~午後7時。金、土曜は午後10時まで
- 定休日
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水、木曜
- お問い合わせ
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070(8906)6589