ギョーザが主役 個性豊か/ぷちとりっぷ(広島市西区横川町周辺)
ギョーザをメインに提供する飲食店が広島市西区横川町周辺に集まっています。定番の焼きギョーザのほか、パクチーやチーズを使った品々、千葉発祥のギョーザ…。それらを扱う特色ある3店を紹介します。
※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります
- 目次
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- ・ 餃子ノ酒場ロッキー
- ・ 餃子食堂マルケン横川店
- ・ ホワイト餃子 広島店
餃子ノ酒場ロッキー
焼き方に秘密 食べるとさくっ
仕事帰りの会社員や学生、地域の人たちでにぎわう大衆居酒屋です。看板メニューのギョーザは、定番の4種類と変わり種の3種類が並びます。「どれもニンニクは使っておらず、女性にも好評です」と店長の田中宏幸さんはほほ笑みます。
一番人気は定番の「焼き餃子(ギョーザ)」(7個380円)。おいしさの秘密は焼き方にあります。皮の閉じ目を横に向けて焼くことで焼き目が大きくなり、ぱりぱり感がアップ。食べるとさくっという音とともに、ニラの香りや肉汁が口いっぱいに広がります。小ぶりであっさりしているので、何個でもいけそうです。
このほか、水ギョーザを白湯(パイタン)スープで煮詰めた「スープ餃子」(6個780円)や、具材にパクチーを加え、ギョーザの上にもちりばめた「パクチー餃子」(7個480円)も人気です。お酒のお供に個性豊かなギョーザが楽しめます。
(吉本真人)
- 店名
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餃子ノ酒場ロッキー
- 住所
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広島市西区横川町3―1―25
- 営業時間
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午後5~11時(ラストオーダー10時30分)
- 定休日
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日曜(月曜が祝日の場合は日曜に営業し、月曜休み)
- お問い合わせ
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082(554)1959
餃子食堂マルケン横川店
和風であっさり そのままでも
自家製ギョーザを中心に、さまざまな居酒屋メニューを提供しています。
7種類ある自家製ギョーザの中で、定番は「マルケン焼餃子」(5個198円)です。あんは豚肉にキャベツ、ショウガ、白ネギ、ニラと野菜たっぷり。あっさりと和風に味付けし、もちもちした皮に包んでいます。焼きたてを口に運ぶとキャベツのシャキシャキ感が楽しめます。ニンニク不使用なので、さっぱりした後味です。「軽い食感なので、ぱくぱく食べられます。そのままか、オリジナルのたれやラー油を付けて召し上がってください」とオーナーの中村俊弘さんは話します。
「チーズバリ餃子」(5個319円、チーズ増量5個429円)も人気です。チーズと相性の良いオリーブオイルとブラックペッパーをかけて焼き上げるので、たれを付けずにそのまま味わうのがお薦めです。
(福田聖子)
- 店名
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餃子食堂マルケン横川店
- 住所
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広島市西区横川町2―10―7
- 営業時間
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午後5時~午前0時
- 定休日
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なし
- お問い合わせ
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082(297)7055
ホワイト餃子 広島店
3層構造が生み出す味と食感
千葉発祥のギョーザ専門店「ホワイト餃子グループ」(千葉県野田市)の支店として1997年にオープンしました。大きめで皮が厚く、パンやいなりずしを思わせる「焼餃子」(8個520円~)がお薦めです。
皮は特製で、具材のうまみを包む層、小麦の甘みを生かした層、ぱりっと香ばしく仕上がる層の3層構造。ホワイト餃子特有の味と食感を生み出します。
具材は31種類。粗びきの豚ミンチ肉と大きめに刻んだ白菜やニラなど野菜のほか、チーズなども加えてこくを出しています。
焼き方も独特です。フライパンに並べたギョーザに湯を注いで沸騰させた後、独自にブレンドした油を大量に加え、揚げるように焼きます。店主の𠮷本知之郎さんは「皮が油ににじみ出たうまみを吸い、味わい深く仕上がります。油は日々継ぎ足して使うことで、こくを深めています」と説明します。
(津田慎介)
- 店名
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ホワイト餃子 広島店
- 住所
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広島市西区三篠町2-10-5
- 営業時間
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火―金曜は午後6~8時、土日祝は午前11時30分~午後2時、5~8時(売り切れ次第終了)
- 定休日
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月曜
- お問い合わせ
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082(230)6178