【アシタノオンセン日本全国温泉旅】佐賀 嬉野温泉
湯ざわりなめらか「日本三大美肌の湯」
佐賀 嬉野温泉
●泉質:ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉
●効能:腰痛、神経痛、リウマチ、婦人病、美肌作用など
効能豊かな名湯に 風情と歴史を感じる温泉街
佐賀県南部にある嬉野温泉は江戸時代に長崎街道の宿場町として栄え、現在は清流・嬉野川沿いに多くの旅館が軒を連ねています。1300年の歴史をもつ古湯で「肥前風土記」にも記述があり、かつて神功皇后が戦の帰途に立ち寄り、傷ついた兵士を癒したというその効能を「あな、うれしいの」と感嘆したことが地名の起源とされています。
子どもから大人まで楽しめるスポットとして江戸時代の長崎街道を再現した、テーマパーク「元祖忍者村『肥前夢街道』」(写真①)が人気。忍者の衣装に着替え、手裏剣や吹き矢などの忍者体験を楽しんでみては。
また嬉野には数多くの窯元があるので、窯元をめぐってお気に入りの一品を見つけるのも旅の思い出にぴったり。肥前吉田焼窯元会館(写真②)ではロクロや手びねり体験もできます。
そして温泉街には3カ所の足湯(写真③は「湯っつら広場」)があり、とろみ感ある名湯の湯ざわりを気軽に楽しめます。特産の「うれしの茶」やスイーツなど食べ歩きを楽しみながらゆったりと巡るのがおすすめです。今年9月には西九州新幹線「嬉野温泉駅」が開業。アクセスの良さも魅力の一つとなっています。
広大な空間美で過ごす ココロを満たす特別なひと時
嬉野川沿い、約6万6千㎡の広々とした敷地に佇む湯宿。優美な水鳥の立ち姿、揺れる川面、月の満ち欠けをたのしむ月見台や日本庭園…と、まるで美術館を思わせるような空間美です。風呂は大浴場、客室など、すべてが源泉かけ流し100%の「美肌の湯」を使用し、ぜいたくな湯三昧を過ごせます。竹林に囲まれた足湯に浸かったり、館内の書店「BOOKS&TEA三服」でお茶と読書を楽しんだり、ほかにもオリジナルのフレグランスバッグをつくる体験など楽しみ方はいろいろ。非日常の圧倒的な空間の中で、家族や仲間と素敵な思い出作りの1ページを。
▲和の趣が漂う庭園の中にある、大岩を積み重ねた湯舟の「浮世風呂」
▲眼下に嬉野川を望む客室ほか、さまざまなタイプの客室あり。写真はみやび館露天風呂付き客室
- 名称
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和多屋別荘
- 住所
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嬉野市嬉野町大字下宿乙738
- TEL
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0954-42-0210
- 定休日
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無休
- 宿泊
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大人1泊2食付18,700円/名~
- 日帰り入浴
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12:00~21:00(最終受付20:00)
離れ 水明荘「湯殿心晶」 14:00~21:00(最終受付20:00)
- 入浴料
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大人1,000円、小学生500円、未就学児無料
「湯殿心晶」大人2,000円、小学生1,000円、未就学児無料
お茶三昧でおもてなし お茶を五感で体感する湯宿
「お茶を五感で愉しむ」をテーマに、お茶処ならではの飲・食・浴とさまざまなお茶の楽しみ方を提供。特産の「うれしの茶」のエキスと「日本三大美肌の湯」がコラボした茶風呂は、香りがよく、とろみがあって化粧水みたいと好評です。露天の茶風呂の脇にはオリジナルのお茶パックがあり、湯に浸して肌にパッティングしたり、ダイレクトにお茶の香りを楽しむのもおすすめ。そのほか、特産のお茶を利用した「茶粥」など心のこもった料理もそろっています。温泉とお茶の温もりを感じながら、ほっとひと息くつろぐことのできる湯宿です。
▲巨大な石の急須から浴槽へとお茶エキスたっぷりのお湯が注がれる茶風呂
▲「うれしの茶」をふんだんに使用した季節の茶会席。写真は極上茶会席
- 名称
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茶心の宿 和楽園
- 住所
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嬉野市嬉野町大字下野甲33
- TEL
-
0954-43-3181
- 定休日
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不定休
- 宿泊
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大人1泊2食付18,480円/名~
- 日帰り入浴
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11:30~20:00 (火曜は15:00~20:00)
※混雑状況によって案内できない場合あり
- 入浴料
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大人1,000円、小学生500円、未就学児無料
※状況により営業時間や定休日は変更になる場合があります。最新情報は直接各施設のHPをご確認ください。
※掲載価格はすべて税込です。