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【アンガールズ山根良顕のPAPAっと育児】第3回 「早くして!」娘に八つ当たりしてしまった僕…。

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出かける時間が迫っているときに限って、娘が着替えるのを嫌がることがあります。僕も仕事に向かわなくちゃいけなくて、本当は言いたくないけど「もう、早くして!」と急かしてしまいます。イライラして、もっと言葉が強くなってしまうときも。考えてみれば、大人の僕だって、やらないといけないと分かっていながらやりたくない気分のときもあるのに…。大人ってずるいですね。

 

子育ての中で思うのは、ずっと優しいままでいるのは難しいってこと。誰だって機嫌が悪かったり、気分で怒ったりすることはあります。もちろん、八つ当たりなんかは反省すべきだけど、「誰にでもそういうことはある」と思えたら、気持ちが楽になる気がします。最近は“親はこうあるべき”という理想の姿に対して周囲の取り締まりが厳しくて、ちょっと窮屈に感じている子育て世代も多いように思います。

 

子育てのすべてをポジティブに進めることは難しいけど、僕が心がけているのはマイナスな言葉をなるべく使わないこと。例えば、娘が失敗したときに「なんでできないの?」みたいな言い方をしたり、できないことを笑ったりしないように気を付けています。それは何かができるようになるチャンスかもしれないし、できなくても、それはそれでいいと思うし。芸能界には、それぞれができることで活躍している人がたくさんいます。反対に、できないことは本当にできない人が多い業界でもあります。子どもも大人も、それでいいんですよね。娘にも、これだ!という「できること」を見つけて、自信を持って取り組める大人になってほしいなぁ。

 

子どもへの声かけは、本当にいろいろな方法を試しました。一番効果があったのは、今よりも小さい頃、娘が気に入っている人形に話してもらう方法。人形が話しているテイで「お着替えしてよ〜」とか言うだけで、なんでもやってくれてました。そんな娘も小学生になり、さすがにこの技にはもう効果がありません…。これからどうするべき!?そういえばある番組で、夫婦間で何かをやってほしい時に「やって」ではなく「お願いできる?」と言い換えるだけでコミュニケーションが円滑になると聞きました。言い方一つで印象がずいぶん変わるんですよね。みなさん、家事・子育てを円滑にする魔法の言葉があったら、教えてください!

娘、1歳の頃。この頃からずっと人形遊びが大好きで、僕たち親も人形たちには本当にお世話にになりました…。

アンガールズ 山根良顕

お笑い芸人。1976年生まれ、広島市安佐南区出身。2000年、田中卓志とともにお笑いコンビ・アンガールズを結成。現在は7歳の娘のパパ。趣味は野球観戦、ラジオ・ポッドキャスト鑑賞、筋トレ。

Instagramアカウント @ungirls_yamane

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アシタノ編集部

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