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【住まいるナビ】家具の素材とメンテナンス③

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日々のお手入れと定期メンテナンスで長く愛着をもって使い続ける

素材感が人気の無垢材や本革の家具。購入を検討している人の中には、「メンテナンスが大変そう」というイメージを持っている人も少なくないようです。しかし実際に購入した人に聞くと「やってみると案外カンタン!」という声も多いのです。

木製家具のメンテナンス

オイル仕上げの無垢材の家具(写真①)は、植物性のオイルを染み込ませることで、汚れや傷を目立たなくして、強度を増すことができます。普段は汚れたらきれいな布で乾拭きするか、固く絞った布巾で軽く水拭きする程度で大丈夫。ただ、1年に一度はオイルメンテナンスをオススメしています。乾燥してオイルが抜けてくると、変色したり表面のかさつきが気になったりするようになるので、年末の大掃除に合わせて毎年メンテナンスするのがオススメです。

メンテナンスでは、植物性のオイルを布に染み込ませて全体に塗布していきます(写真②)。適度に油分を補うことで、当初の色味に戻り、防汚対策にもなります。細かい傷やシミが気になる場合は、きめの細かいサンドペーパーで、当て木をしてさっとなでるようにして表面を削り、オイル塗布をします。

 

ウレタン塗装の木製家具は、基本的には乾拭きや固く絞った布巾での水拭きだけで大丈夫なのですが、汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を浸した柔らかい布を、固く絞って拭き取りましょう。

革製家具のメンテナンス

本革家具の場合(写真③)、まずは汚れを落とすクリームを使って表面の汚れを落とし、専用の保湿オイルを全体に塗り込むようにして拭き上げます(写真④)。その後、時間をかけてしっかり自然乾燥させることが大切です。専用のメンテナンスキットなども販売されているので上手に活用しましょう。合皮製品の場合は、乾拭きに加え、汚れがひどいときには中性洗剤で汚れをふき取ります。

定期的にメンテナンスすることで、お気に入りの家具が新品かのような色つやを取り戻します。手をかけることで愛着も増し、長く大切に使える家具になるはずですよ。

お話を伺ったのは…

インテリアショップ IKUS FURNI&COO東広島
アドバイザー 林 莉子さん

 

5/13(土)・14(日)
家具リフォーム・メンテナンス相談会

愛用の家具について、修理技術者に直接相談できます。
詳しくはこちら↓

https://lacm.jp/events/3212/?post_id=3212

IKUS FURNI & COO 東広島ショップ
東広島市西条土与丸4-3-31
TEL:082-422-7870

 

IKUS FURNI & COO 広島ショップ
広島市安佐南区西原9-6-10
TEL:082-554-0382

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アシタノ編集部

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