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【住まいるナビ】理想の暮らしから考える 家具コーディネート②

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空間・生活動線をイメージして理想の暮らしに寄り添う家具選びを

住まいの家具コーディネートを考えるもう一つのアプローチは、家族構成や生活動線など、ライフスタイルから考える方法です。家の中でどう過ごしたいのか、普段の生活でどのような動線をたどっているのか、じっくり思いを巡らせてみましょう。

 

ソファを選ぶときは、「どんな座り方をするのか」を考えてみます。「家族みんなで座って映画を見たい」なら、幅広で背もたれがしっかりあるものが良いかもしれません。「背が高く、普通のソファだと足回りが落ち着かないので、足を投げ出してリラックスしたい」場合は、ロータイプで奥行きが深く、体を任せられるものがよさそうですね(写真①)。

壁掛けの大画面テレビを大人数で眺められるソファ。L字タイプで足を延ばしてくつろげる場所も確保。

 

「人がよく集まる」と話すご夫婦は、L字ソファを購入したいと来店されました。ただ、よくお話を聞いてみると、「夫婦の時間をゆっくり過ごしたい」というご希望もあり、普段の暮らし方も重視したいことが分かりました。そこでオススメしたのが、カウチタイプのL字ソファ。それぞれに足を伸ばしてくつろぐことができ、背もたれのない部分もあるので、リビングとダイニングのつながりを持たせた空間になりました。ゲストが来た時にはL字ソファの間を少し開けることで、大人数でも座る場所を確保しやすくなっています(写真②)。

組み合わせて使うL字ソファなら、少し動かすだけで座る人数もアレンジでき、来客時にも便利。

 

生活動線もじっくり考えたいポイントです。例えば、キッチンとダイニングが横並びにつながっている間取り。確かにキッチンからダイニングへの配膳や後片付けなど、便利な配置なのですが、その分、リビングに出るにはダイニングテーブルを大回りしないといけないケースも。その場合は、キッチンとダイニングテーブルの間に人が通れる通路を設けることで、暮らしやすさが格段にアップします。いまある家具の向きを変えるだけで、使い勝手や雰囲気が大きく変わるケースもあるので、家具購入の前に、暮らしを見つめなおしてみるのもよいかもしれませんね(写真③)。

キッチンとダイニングが横並びの配置。家具を少しずらすだけで、リビングへの通路も確保できる。

 

 

家の広さには限りがあります。すべての場所にこだわって家具選びをしようとすると、スペース内に収まらない、という事態に…。家具配置を考えるときは、暮らしの中で一番大切にしたい場所はどこか、一番困っているところや改善したいところはどこか、優先順位をつけて考えると良いでしょう。自分たちで絞り切れない場合は、ショップで相談してみると、知らなかった選択肢に出会えるケースもありますよ。

お話を伺ったのは…

インテリアショップ IKUS FURNI&COO広島
アドバイザー 横屋 睦実さん

心地よい音楽をかけて、ゆったりと家具をお試しいただいています。
お部屋のカラーやレイアウトに合わせてご提案をいたします。

 

開催中〜7月2日(日)

IKUS広島ショップではソファの展示バリエーションを増やしていきます。この機会に座り心地などお気に入りを見つけてください。

IKUS FURNI & COO 東広島ショールーム
東広島市西条土与丸4-3-31
TEL:082-422-7870

 

IKUS FURNI & COO 広島ショールーム
広島市安佐南区西原9-6-10
TEL:082-554-0382

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アシタノ編集部

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