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広島の旬で地産地消! 明日食堂03

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瀬戸内の温暖な気候の中で、潮風と太陽をいっぱいに浴びて育つ「広島わけぎ」。広島のワケギ栽培は明治初期から始まり、生産量日本一(約5割のシェア)の産地です。特にビタミンAとビタミンCを多く含み、ネギに比べてカルシウムなどのミネラル分が多く含まれているのも特徴です。

ワケギ(分葱)は子孫繁栄の縁起物!

広島わけぎの出荷最盛期は2月中旬~3月中旬。花が咲いても種が出来ないので、自分たちで球根を増やして栽培を行っています。主な生産地の三原市、尾道市では、長い歴史の中で品種の選定を繰り返した結果、1年を通して栽培出来る技術を確立させたそう。

 

一球植えつけると株分かれして20〜30倍に増えることから子孫繁栄の縁起物としても知られるワケギ。最盛期でもあるひな祭りには、女の子の健やかな成長を願って「ぬた」という料理にして食べる風習もあります。

やさしく上品な味と香りが自慢!ワケギ(分葱)のおいしい食べかた

ワケギは香りがマイルドで、薬味以外にも調理でき、実は幅広い料理に使うことができるんです。ネギに比べ、味と香りが優しく上品な食味となっています。また、火を通してもシャキシャキとした心地よい食感が楽しめます。

葉の部分

ぬた

さっと湯がいたワケギと魚介類などを酢・味噌・砂糖で和えた、ワケギの定番料理法。

ワケギごはん

 

刻んだワケギとカツオ節をごはんに振りかけ、醤油をひと回し。上品さと素朴さが同居した絶妙な味わいの、地元ならではの食べ方です。

もちろん汁物や麺類の薬味にも!

根の部分

ワケギのアヒージョ

 

白い根の部分は、オリーブオイルを使ってアヒージョに。葉の部分と根の部分で風味が違うので、仕上げに刻んだ葉を振りかけてワケギを丸ごと楽しむ食べ方も◎。

監修:JA全農ひろしま

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