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自転車プロ選手のパパ/豊かな暮らしに+α

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自転車競技の魅力 多くの人に伝えたい
ヴィクトワール広島 アンバサダー・選手 藤川淳さん(44)廿日市市

Profile ふじかわ・じゅん/1975年大竹市生まれ。高校卒業後に三菱ケミカルに入社。会社に勤めながら、40歳で自転車競技の道へ。2017年、ヴィクトワール広島に入団。19年からアンバサダーに。妻と17歳の長男、15歳の長女、13歳の次男の5人暮らし。

40歳からチャレンジ
2017年に中四国地方唯一の自転車ロードレースプロチーム「ヴィクトワール広島」に入団し、選手として大会に出場してきました。チームや競技のことを多くの人に知ってもらうため、今年からアンバサダーとして広報活動をしています。
以前は、国体出場を目標にモーグル競技をしていました。28歳でやめて以降、スポーツをしていませんでしたが、35歳のときにダイエット目的で自転車通勤を開始。休日には自転車で山に登るようになり、気付けばその魅力にはまっていました。40歳から本格的に選手を目指してレースに出場し、2年後、ヴィクトワール広島に入団しました。
勤務の合間に広報
現在は選手と並行して、ラジオやイベントに出演してレースの告知をしたり、観戦ツアーで解説をしたりするなど、アンバサダー業務も担っています。自転車競技は集団で走りますが、選手たちはチームの誰を勝たせるか、どんな試合展開にすべきかを考えながら走っており、意外と頭脳戦です。そうした選手の考え方を、選手経験があるからこその視点でお話しして、スピード感などの迫力とともに競技の魅力を伝えています。9月22日(日)に中央森林公園(三原市)で開催されるレースで解説するため、今はその準備をしています。
僕は会社勤めをしながらヴィクトワール広島に所属しています。勤務の合間にラジオ出演をすることもあり、会社と職場の仲間に理解してもらっていることもありがたいです。
夫婦で家事を手分け
家では、夫婦で家事を手分けします。早く終われば、テレビを見るなど2人でゆっくりする時間も取れるようになります。休日も練習があることを妻は理解してくれていますが、洗濯をしてから出掛けるなど、少しでも家事を手分けするよう心掛けています。子どもたちも習い事や部活などを頑張っており、試合や大会の応援に行くことも楽しみです。日々、子どもたちの前向きな姿を見て、自分ももっと頑張ろうと思います。
広島の皆さんに自転車ロードレースをもっと身近に感じてもらうこと、選手とファンの間をつないで応援してもらえるチームにすること…。アンバサダーとして目指すものは多くあります。僕自身、自転車が大好きなので、その気持ちを大切に取り組んでいきたいです。

マイブーム
映画館で気分をリフレッシュ
妻と映画を見に行っています。最近では「天気の子」「アラジン」が感動しました。映画を見ると気分がすっきりするので好きですね。

家族みんなが喜ぶ得意技
家でお好み焼きを作るときは、毎回僕が焼いています。上手に作るこつは、ひっくり返した後、ホットプレートのふたをしてしっかりと蒸らすことです。fujikawa-sab.jpg自分や家族が食べたくなったら、毎週のように自宅で作るというお好み焼き。ヴィクトワール広島の選手たちからも「食べたいので作ってほしい!」とよく言われるのだとか

ある日のタイムテーブル
5:20 起床、朝食、家事など
6:20 トレーニングを兼ねて自転車通勤
8:00 勤務スタート
16:45 退社、トレーニングを兼ねた帰路へ
18:30 帰宅、夕食、入浴など
21:00 子どもの塾の迎え、家族との時間など
23:00 就寝

〈取材協力〉ヴィクトワール広島

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