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秋の根菜料理/豊かな暮らしに+α

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体が喜ぶ 秋の根菜料理
「食欲の秋」といわれるほど食材が充実している秋は、根菜を中心とした野菜をたくさん使った一品を作ってみませんか。疲労回復にお薦めの黒酢メニューは、気圧や気温の変化が重なり、疲れがたまりやすい11月にぜひ食べてほしい料理です。具だくさんのスープも、だんだんと寒さが深まる今からの季節にぴったり!
_DSC3613.jpg昆布茶のうま味で酸味まろやか
黒酢あんとの相性が良い、淡泊な味わいの秋サケを一緒に使うことで、食べ応えと満足度がアップ。ナスは崩れやすいので2センチ程度、そのほかの野菜は5ミリ程度にカットするのがお勧めです。酢のとがった酸っぱさは、砂糖の甘味ではなく、昆布茶のうま味でまろやかにすると食べやすくなります。

・サケと根菜の彩り黒酢あん
〈材料〉(2人分)
サケ…2切れ
濃い口しょうゆ…小さじ2
酒…大さじ1/2
おろしにんにく…小さじ1
おろししょうが…小さじ1
片栗粉…適量
レンコン…1節
ニンジン…1/2本
サツマイモ…1/4本
インゲン…6本
ナス…1/2本
シシトウ…6本

【黒酢あん】
砂糖…大さじ2
しょうゆ…大さじ2
黒酢…大さじ3
水…大さじ2
酒…小さじ2
昆布茶…小さじ1
片栗粉…大さじ1/2

〈作り方〉
(1)サケをひと口サイズに切り、酒、濃い口しょうゆ、おろしにんにく、おろししょうがに漬けて10分置く
(2)野菜は食べやすい大きさに切り、素揚げする
(3)(1)に片栗粉をはたいて、揚げる
(4)黒酢あんの材料を鍋に入れ、煮立ってきたら素早くかき混ぜる。とろみがついたらOK
(5)(2)と(3)に黒酢あんを程よく絡める。付け過ぎに注意

_DSC3593.jpg具だくさんで栄養豊富
かみ応えがあり味わい深い根菜を中心とした野菜と、プチプチとした食感が癖になるもち麦を使った食べるスープ。米粉を入れることで程よくとろみが付き、よりおいしく仕上がります。白米でも代用可能。好みで豆乳を牛乳にするとこくが出ます。

・野菜たっぷりもち麦のスープ
〈材料〉(4人分)
ニンジン…1/3本
タマネギ…1/2個
サトイモ…2個
ゴボウ…1/2本
サツマイモ…1/4本
シメジ…1/3房
もち麦…大さじ2
水…700ミリリットル
豆乳…100ミリリットル
コンソメ…小さじ1
鶏がらスープのもと…小さじ2
米粉…大さじ1
塩・こしょう…適量
パイ生地…適量
卵黄…適量

〈作り方〉
(1)シメジ以外の根菜類は全て1センチ角に切る
(2)鍋に水ともち麦、タマネギ、ニンジン、ゴボウを入れて10分煮る
(3)さらに、豆乳、サトイモ、サツマイモ、小房に分けたシメジ、鶏がらスープのもと、コンソメを入れて5分煮る
(4)全ての材料が軟らかくなったら、米粉をスープで溶いて混ぜ入れる
(5)ひと煮立ちしたら塩、こしょうで味を調える
(6)(5)を耐熱のスープカップに入れ、パイ生地をかぶせ、表面に卵黄を塗る。200度に熱したオーブンで様子を見ながら10〜15分焼いて完成

_DSC3585.jpg\Point!/
半端な残り野菜も入れて、冷蔵庫一掃メニューにしても。その際、野菜の大きさをそろえるのがポイントです

教えてくれた人
バランス生活「なみきみち」 まごわやさしい料理教室
主宰 岡野陽子さん

おかの・ようこ
せわしなく走り続ける女性たちに、ほっと一息つける道路脇の並木道のような場所をつくりたいと、2015年10月に家庭料理の教室を自宅でスタート。定員6〜8人の少人数、1回完結型で、毎月8回程度開催中

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