会いたい人に思い届ける／ぷちとりっぷ（広島市中区白島）

雑貨と文具のセレクトショップです。店主の下内道子さんが集めたデザイン性の高いアイテム約６５０点を扱っています。

コミカルな動きがかわいい「切手のこびと」。結婚や動物のバージョンもある

切手のそばに押すとユニークなはんこ「切手のこびと」（１個８８０円）が好評です。切手に座って本を読んだり、背負ったり、いろいろなポーズをした「こびと」が小さな物語を繰り広げます。手紙を送るのも、もらうのも楽しくなります。オリジナルレターセット「ひろしま」（６００円）は、便箋の絵柄に広島城や原爆ドーム、球場、カキいかだ、電車など広島ならではの風景が描かれています。他地域の人にお便りで広島を感じてもらえるはず。同シリーズのマスキングテープ（４５０円）もあります。

「楽しい雑貨や文具を見つけに来てください」と話す下内さん

レターセット「ひろしま」とマスキングテープ

「広島では扱っていないものを集めるように頑張っています」と下内さん。コロナ対策で、入り口のブザーを鳴らしてからの入店になります。

（宮地佳代）

旬月神楽は、呉市の和菓子製造販売の老舗「蜜屋本舗」の支店です。あんと皮に蜂蜜を使う「蜜饅頭（まんじゅう）」は、しっとりした口当たりと優しい甘さが評判のロングセラーです。

２０１８年から販売する「檸檬の花」

広島らしさを感じる贈り物に、「檸檬（れもん）の花」（１８個入り３１４２円）がお薦めです。「蜜饅頭」の生地で包んだ白あんの真ん中に、レモンのコンフィチュールが入っています。広島県産レモンのピールを宮島産蜂蜜に漬けたもので、爽やかな酸味と程よい苦味は、白あんと相性抜群です。「レモンの苦味を抑えるのに試行錯誤しました」と、店主の明神宜之さん。

「檸檬の花（１８個入り）の箱は、宮島の鳥居をデザインしたものです」と話す明神さん

「広島まんまるチーズ」（８個入り１２９６円）も好評です。３種のチーズに洋酒漬けドライフルーツを混ぜ込み、発酵バターと蜂蜜を使った生地で包みました。いずれも日持ちは４週間で、全国に発送できます（送料別）。

（難波亮子）

便箋やポストカードなど郵便関連の商品に特化した「お手紙雑貨店」です。「手紙を書くことが好きなので、関連グッズを集めた店に」と、店主の永田夕子さんが２０１４年に開きました。全国で活躍するイラストレーターたちによる作家物が多いのが特徴です。

「デザインと切手の絵をリンクさせて送るのも楽しいですよ」と話す永田さん

直接会いに行けない人へのお祝いやお見舞いには、花束をかたどったグリーティングカード（３９６円・封筒付き）がお薦め。デザインそのものにメッセージ性のあるカードを選べば、一言添えるだけで気持ちが伝わります。

鳥と花が色鮮やかなメッセージカード

ほかにも、切り絵を施した正方形の封筒や点図でけい線や挿絵を表した一筆箋など、ひと手間かけられた商品が並び、見ているだけで楽しくなります。「送る相手を思い浮かべながら選んでくれるとうれしいです」と永田さんはにっこり。

（難波亮子）