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【あなたの家計見直し隊】近々退職して起業予定。子どもの学費を見据えて気をつけることは?

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相談者:さむらいさんご家族(広島市在住)

妻(49歳)会社員/夫(45歳)会社員/長女(16歳)/次男(14歳) ★長男は他県へ進学

見直し隊Anser

家計簿を拝見したところ、一定の収入の中でお子様の教育費を確保しつつ、将来の老後資金の準備も計画的に進めておられることが分かります。住宅ローン等の借り入れが一切ない点は大きな強み。非常に計画性のある家計だと思います。

 

個別の支出をみると、通信費や医療費もしっかり抑えてあり、際立って支出が大きい項目も見当たりません。ご夫婦のおこづかいは、もう少し増やしても良さそうな気がします。

 

現在の貯蓄が360万円(NISA含む)というのは、将来起業される相談者様にとっては少し不安な金額かも知れません。起業時はどうしても収入が不安定になりますが、ご主人の固定収入があることが、相談者様の心強い支えになると思います。一般的に給与所得のピークは55歳~60歳(最近は55歳役職定年制度を採用している会社もあります)です。現金(普通預金)も安心材料になると思いますので、しばらくは、流動性が最も高い普通預金を優先的に資産形成することをお勧めします。相談者様の起業後のビジョンを目標にし、次男様が社会人になるまでの今後10年間に絞った計画を立てるとよいでしょう。

今回の見直し隊 栗栖 史匡さん

株式会社ライトサービス 代表。広島市生まれ。外資系生命保険会社勤務を経て2014年に独立。ファイナンシャルプランナーとして、保険を中心とした各種手続きのサポート、相続等の相談及び手続き、経理業務などさまざまな要望に対応。

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アシタノ編集部

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